認知を広げるために行った3つのこと

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認知を広げるために行った3つのこと

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パーソナルスタイリスト ファッションアドバイザー

こんにちは。

勅使河原 祐子です(プロフィールはこちら)。

今回のテーマは、私の最近の経験をもとに「どのように認知を広げるか」についてお話しします。

実は私は2023年7月から、音声メディア「Voicy」にて日経クロスウーマンのチャンネルで金曜日のパーソナリティを担当させていただいていました。

このチャンネルは、働く女性を応援するウェブメディア「日経クロスウーマン」として、月曜から金曜の18時に毎日異なるテーマで配信しています。

私は毎週金曜日に担当していて、これまでに数回配信していたのですが、配信開始当初は視聴者数が伸び悩んでいました。

ほかの曜日と比べて私の担当する曜日だけ視聴数が低く、悩んでいたワケです。

私はもともと「話すこと」が下手ですし、ファッション専門なのに「学び」というテーマで話さなくてはいけなくて言い訳をしていたのですが、リサーチしていくなかで少しずつ改善が見られるようになってきました。

ここから、どう改善していったかについて、3つのポイントに分けてご紹介します。

ファッションの仕事に関わらず、どのお仕事にも共通する部分だと思いますので、ぜひ自分に置き換えて参考にしていただけると嬉しいです。

自分をよく見せようとしない

私が担当しているチャンネルはどちらかというとお堅いテーマを扱っていたため、最初は

「うまく話さなければ」
「知識のある人だと思われなければ」

と自分でプレッシャーをかけて辛くなっていました。自分をよく見せようとすることに必死だったのです。

しかし、それでは視聴者の役に立つ情報を届けることができず、伝えたい内容がうまく伝わりません。

そこで、「自分をよく見せるよりも、相手に役立つ情報を伝えよう」という姿勢に切り替えたところ、自然体で話せるようになり、聞きやすい内容に変わっていきました。

②他の配信者を研究する

パーソナルスタイリスト

私の回の視聴数が伸びなかった理由を探るため、他のパーソナリティの配信を分析しました。

日経クロスウーマンチャンネルでは過去視聴回数が多いものを分析しながら見ることができるので、そちらを参考にしようと思ったワケです。

すると、視聴者数が多い放送では

・項目を細かく分ける
・間を意識して話す

といった特徴がありました。

特にこのチャンネルでは10分前後になるように設定することになっていまして、項目を分けることができます。

例えば最初の項目は、あいさつ。最後の項目は、まとめ。など。
どのように項目を作っているのか?分析していくと、項目を1~2分の区切りで話すスタイルが人気を集めていることに気づきました。

こうすることで視聴者の方が時間があるときに興味のある項目だけかいつまんで聞けることになるのです。

この分析から、私も話を細かく分けて聞きやすくする工夫を取り入れました。

もう1つは区点を意識することです。文の終わりと次の文のはじまりとの間に二呼吸おいて話すことを心がけました。

これは家族からの「話に間をもたせたほうが聞きやすいのでは?」というアドバイスも受けて気づくことができました。

自分のことを客観的にみてくれている人からの意見も参考にすると、もっと内容が良くなっていくので、嫌がらずに率直な意見を聞くのは大事ですね!

ここで一点補足したいことがあります。リサーチする場合は、

・自分とスタンスが似ている人
・自分と共通点が多い人

などに絞って研究していくと効果を早く実感できるようになるでしょう。

初対面の方に向けて話す

Voicyのリスナーは私のことを知らない方が多いので、自分のことを知らない方に知っていただくことが大事になってきます。

自分の想いや価値観に共感してもらうことはとても大事なのですが、その前に「この人は自分にとって役立つ情報を与えてくれそうな人だな」という印象を持ってもらうステップがまず必要になります。

私はこの点で悪い癖が出てしまい、LINE登録者や講座で交流しているような方に向けて話すような感じで放送してしまっていて…つまり「自分のことを知っている」という前提で放送をしてしまい、自分の過去のエピソードや成功例などを多く話していたのです。

でもよく考えてみると、自分のことを知らない人にその話をしても興味を持ってもらえませんよね?

…ということで、「自分のことは知られていないことを前提」にして話すことに注意し、自分のことばかり話すのではなく、まず相手にとって役立つ情報を届けることを心がけました。

たとえば、番組のテーマに関連する日経クロスウーマンの記事を紹介し、その内容に対する自分の考えや体験談をプラスして話すようにしたところ、徐々に視聴者数が増えていきました。

・視聴者にとっての補足情報
・視聴者の視野が広がりそうな内容
・その記事に書いてあることを実践してみての変化

具体的にはこのようなことを意識するようにしました。

3つのポイントを実践してみよう

今回のお話はいかがでしたか?

  • 自分をよく見せようとしない
  • 他の配信者を研究する
  • 初対面の方に向けて話す

以上3つのポイントが、私が認知を広げるために実践した内容です。

SNSで新たに認知を広げたい方の参考になれば嬉しいです!

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動画で言っていた、”パーソナルスタイリストの仕事はすべてのファッションの仕事の○○!”というところにすごく納得できました。

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この記事を書いた人

ファッション起業アドバイザー
 
立教大学社会学部社会学科 コミュニケーション専攻後、エスモード・ジャポンでファッションマーケティングを専攻。

通算20年に渡り、国内最大セレクトショップ、老舗商社、年間売上100億円企業のブランド、外資ハイブランドファッション企業で商品の売上予測、生産コントロール、予算作りに携わり、年間10万人以上の女性に売れる商品を提供。

その経験を生かし2016年に個人向けスタイリングアドバイス開始するも、お客様0の状態が1年続く。

試行錯誤してお客様に愛されるスタイリストになる秘訣を手に入れ、資格に頼らず年間100人以上のスタイリング提案に関わる。

「服選びのモヤモヤ」を解消し「納得のいく服選び」ができるようになる独自のスタイリングメソッドが好評。

2018年より、女性向けパーソナルスタイリストになりたい方へ、実践的なファッション知識、コミュニケーション&ビジネス力を上げる継続講座をスタート。

年代は20代から50代まで、アパレル経験有無問わず、日本全国から受講いただいている。

現在は個人のファッションスタイリングに加え、法人向けスタイリング監修など活動の幅を広げている。

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