「どれだけ知識を身につければOKなのか」知識と行動のバランスについてお話します
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メディア掲載
日経WOMANに掲載されました！
こんにちは。
勅使河原 祐子です（プロフィールはこちら）。
今回のテーマは「知識について」です。
同じようなご相談は、とても多くいただきます。
例えばスタイリストであれば、ファッションの知識ですよね。
今回の質問は
「どれぐらいの知識があれば自分的にOKと判断しているか」
「周りの方にサービスを提供してもいいのか」
そのあたりをお伺いしたいです
・・・ということです。
「どれくらい」の基準は自分で決めない
まず「どれぐらいの知識」の「どれくらい」の基準になるヒントをお話しします。
この基準は、自分1人で決めないことが大事になってきます。
具体的に何をしたらいいかというと、誰かにアウトプットするということやってみましょう。
「どれぐらいか」を自分で決めることはできないのであれば、
周りに聞いてみて、「このくらいなんだな」という感覚・ヒントを掴んでいく感じです。
例えばアウトプットする相手は、周りのお友達でもいいです。
ファッションのお仕事をしていない周りの人からファッションの相談を承ってみるとか、
豆知識や今自分が知っている範囲で何か役に立てる情報があれば伝えてみましょう。
そうすると、意外と
こんなことでも『なるほど！』って言ってもらえるんだ
『めちゃくちゃ役に立った！』と言ってもらえるんだ
ということが分かってくると思います。
その行為を繰り返していくことが大事です。
もちろん周りにアウトプットすることや、もしSNSをしているのであれば、
SNSで発信をしていくことも一つになります。
アウトプットする手段がない・相手がいない人は？
では「アウトプットする人や手段がないよ」「誰にも言えないよ」
という方はどうすればいいのでしょうか？
このほか、アウトプットしても
「SNSとかで発信しても、思ったより反応がないよ」
という方は、反応をもらえるように行動を変えていく必要があります。
ここに関してはSNS以外でもやり方ありますし、
今やっていない行動をしていく必要があります。
私もそうですが、この場合は大抵頭でっかちになりすぎていることが多いです。
ガチガチになってしまって、
知識を得ないと誰かの相談に乗ることはできないから、
今自分が知らないことはゼロの状態にしないといけない・・・
と思っていませんか？
例えば・・・
お店の情報は全部知っていないと駄目
色の種類、色のトーンの種類を全部暗記できてないと駄目
など・・・。
そのような感じで、私は知識を集めることに必死になっていたこともありました。
でも実際に蓋を開けてみて、スタイリストの仕事をしていると、
そうやって得た知識はそのまま役に立つこともなきにしもあらずですが、
実際は、いわゆる学んだことって机上の空論のような部分もあるので、
100%役に立たない部分もあります。
得た知識は軽やかに出していこう
実は以前、インスタライブでも、
この「知識と行動のバランスってどうなの？」というお話をコラボでしていたのですが、
「どれぐらい知識が必要なのか」を知るために、
「得た知識を動画に出して答え合わせをしていく」という行動が大事だな
と思いました。
あとは学んだことで、
「こんな当たり前のようなこと言ってもいいのかな」
というような気持ちは捨てて、まずは軽やかに出していくことが大切です。
知識と行動のバランスのとり方
基本的に知識と行動をどんなバランスでやっていくのかというと、
行動の方に重きをおいています。
知識を大きめにすると行動が鈍るので、
広がりが少なくなってしまうのですが、
たった一つ得た知識をいろんなところに出していくことで、
それを誰かが知ってくださる可能性がどんどん広がっていくイメージです。
ぜひ「知識と行動はセット」ということ、私のようにガチガチに知識を多めに固めがちな方は、
「行動を多めにしよう！」ということを意識して行動していきましょう。
そして得た知識は軽やかに出していきましょう！
どういうふうに思われているか不安な方へ
「どういうふうに思われるのか不安だな」と思う気持ちも分かります。
ですが、「どういうふうに思われるか」を知るために、
まず「知識を出していく」ということが大事です。
このような形でアウトプットすることを意識していけるといいですよね。
私自身も実際こうやってフリーで活動していますが、
以前は知識をガチガチに固めないと動けないタイプでした。
けれども、まず小さいことでも知識を出していって、出しながら
「私はここがもっと足りないな」
「もっと学んだ方がいいな」
と思ったら、その部分を学んでいくことにしています。
行動をしながら必要な部分を自分で学び、
「自分じゃなくてもいいな」と思うときは
周りの方と一緒にやっていったり専門の人にお願いしたり・・・
という感じでやっていきます。
ぜひ軽やかに飛び出していきましょう。
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