パーソナルスタイリストで活躍する秘訣：周りやものごとの比較からの解放

パーソナルスタイリストを始めたけど周りと比較して焦ってばかり。比較から解放するにはどうしたらいい？

今回のテーマはパーソナルスタイリストが活躍するために大事なこと【比較からの解放】です。

実はこのテーマで先日コラボインスタライブをしました。

この時のお話が後に大きな反響をいただいたので、今回改めてまとめていきます。

「誰か・何か」と自分を比較したことがある？

早速本題に入っていきますが、こんな比較をしたことがありますか？

例えば・・・

このように比較することで、伝えることに怖気づいてしまったり行動が止まってしまったり、やる気がなくなってしまう・・・という経験はないでしょうか？

比較は思考をがんじがらめにする

実は私自身もパーソナルスタイリストとして活動当初、こういった比較だらけの世界で、勝手に自分をがんじがらめにして生きていました。

フォロワーさんが少ないことも気にしていましたし、「未熟な自分は誰かの役になんて立てるはずがない！」と怖気づいたときもありました。

また、教えてくれている先生に対しても「こんな自分が先生にこんなしょうもないことを話して迷惑になってないかな？」と謎の思考に陥ってしまい、なかなか質問ができないこともありました。

「自分がダメだ」が大前提となってしまったまま動いていた時期は、私の中でとても長くつらい時期でした。

頭では「この考えは良くないな」と思っていても、自分で思考をがんじがらめにしてしまうわけです。

経験の少なさが自信のなさにつながる

インスタライブでは、ヨガ養成講師のYurikaさんと話したのですが、私と同じようなことを言われていました。

このようなことが

自分の未熟さや経験の浅さが【自信のなさ】につながっていた

とおっしゃっていました。

比較から解放するための2つのコツ

ではそれをどのように解放していったか？
2つご紹介します。

①やりたいことを明確化

まず1つ目は

やりたいことを少しづつ明確化していく

です。

周りに気を取られてしまったり比較している時は、

という部分がすごく曖昧になってしまっている時。

だからこそ、視点を自分に向けて
【自分のやりたいことを少しづつ明確化していく】ということをやっていきました。

私自身、最初は『パーソナルスタイリストとしてお洋服を提案して、少しでも多くの方に喜んでいただきたい』
という思いはありました。そのイメージをもっと具体的にしていくのです。

②アウトプットする

イメージをもっと具体的にするために何をしたのか・・・という部分が、2つ目の内容。

2つ目は

アウトプットする・関わる・伝える

ということです。

これをしていったことで、やりたいことが少しずつ明確化していきました。

当時、私はブログやInstagramで発信していました。
そのような中で本当にありがたいことに、対面でお洋服の相談サービスのお申し込みをいただきました。
その時に私はどんな発信をしていたかというと、

私はアパレル経験が●年あります
どんな方に対しても迅速に対応します
あなたに似合うものをすぐご提案しますのでどんなご相談でも大丈夫です
ですからぜひご依頼ください！

このようなコンセプトで発信していたのです。

私自身、やりたいことがよくわかっていなかった部分もあったので
とにかく「何でもできます！やる気だけはあります！」という形で発信していました。

そして実際、お申し込みが入って、そのお客様と対面させていただいたら何が起こったかというと・・・

そのお客様は雑誌を何冊か持ってきてくださって、

これから私はお買い物をするので、このページの中で私は何を選んだらいいかどんどん選んでいってください！

言われました。

私は「すぐに何でも、どんなご相談にも迅速にお答えします！」と発信していたので
もちろん相手はそれを望んで申し込みされていました。

なので、私は雑誌を見て、

このページの中だったら、あなたにはこのアイテムです。
このアイテムならあなたはこの色が合います。

というのを1時間ずっとやってきたのでした。

サービスを終えて振り返ってみました。

あれ？私は今回のように雑誌を見て、その中からその方のお顔に
一番合うものをできるだけ迅速に、たくさん選ぶ。それ、本当にやりたかったんだっけ？

となりました。

実際やってみてわかったのは今回のようなことは、本当は望んでいなかったのです。

私が本当にやりたかったのは、

相手が今どんなライフスタイルで、どんな気持ちで日々生活していて、
何のためにお洋服を変えたいのか、今後どんな目標や、未来を描いているのか？をお伺いして
その方の望む未来に対し「こういうお洋服を着たらいい！」というお洋服を提案したい。
もちろん相手のお顔立ちや体型をより素敵に見せられるように。

こういうことだったのです。

私がこのように思うのは、私自身、小学生のとき、お洋服に救われた経験があったからです。

小学生のとき、突然アメリカに転勤して現地の小学校に入学。言葉も通じない、友達もいない孤独感の中、
一念発起してお洋服を変えて人気者になれた経験があったので、「お洋服変えたら未来の自分がもっと良くなるんだよ！」と思えたことが、このお仕事をやりたいと思った原点です。

なので、このお客様との出会いは「自分の原点を大事にしながらサービスを展開したい」ことに気づかせられた、いいきっかけになりました。

あなたの心から湧き出るものはなに？

ここまで私の事例を出しましたが、ここに関してはお一人お一人自分の心から湧き出るものは違います。

「なぜお洋服で誰かを幸せにしたいか」は、経験の有無やスキルの優劣とは全く関係ありません。

それぞれ皆違う部分なので、原点を明確化していくこと。そうすればそもそも他の人と比べようがないのです。

ぜひ心から湧き出てくるものを大切にしてほしい。そう願っています。

今回は、1つ目の【やりたいことを少しずつ明確化していく】に関して私の経験をご紹介しました。

あなた自身が【なぜこの活動したいと思ったのか】。ぜひ過去を振り返っていくことをオススメします。

2つ目は、やはり【アウトプット】が大事です。

このお仕事は「相手に提案する」という、自分1人では完結できないお仕事になります。

ということは、当たり前ですが人と関わる必要があるということですね。

そのためには、自分の考えを

が大切です。

アウトプットは小さなステップから始めよう

もしかすると、「いきなり知らない人に自分の考えや思いを伝えるなんて無理！怖い！」と思われる方もいるかもしれませんね。

私も実際そうだったので、その点は重々理解しています。

でも最初から大きなことをする必要は全くないので安心してください。

まずは

からのスタートでもOK。

最初から「SNSでそれらしく発信しないといけないのでは？」と思ってしまうかもしれません。

もしSNSがハードルが高ければ、少しづつ自分の思いを自分自身に出す、そしてそれから周りに出す・・・という積み重ねで少しづつできるようなればいいのです。

自分で取捨選択することも大事

【やりたいことを明確化していく】について、1つ補足です。

「自分のやりたいことって何だろう？」を明らかにするため

【常日頃から自分で決める・選択することを意識する】

ことも大事です。

今の時代、情報は知らないうちに大量に浴びていますよね？

テレビをつけたら、その時点でありとあらゆる情報が流れてきますし、
ネットや動画・YouTubeも開いたら「あなたへのおすすめ」が大量に提案される、そんな時代です。

情報が溢れている今、

提案されたものを受け身で受け止めるより、必要性に応じて「これを見る」と自分で決める。
自分で決めることができるようになると、自分のやりたいことも少しづつ明確化される。

いうことです。

そうすると自分の心から湧き出るものにも敏感になり、やりたいことに気づきやすくなる、と考えています。

比較することはプラスにならない

というわけで今日は【人やものごとの比較からの解放】というテーマでお届けしていきました！

正直なところ、私はものごとと比較をしてプラスになることはありませんでした。

他の人やものごとを参考にするのはもちろん大事。でも参考と比較は別物です。
どうしても比較したいのであれば、過去の自分と比較する方が自分の成長を実感できて、自信もって行動できます！