パーソナルスタイリスト活動、ここが踏ん張りどころだった!
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メディア掲載
日経WOMANに掲載されました!
こんにちは。
勅使河原 祐子です(プロフィールはこちら)。
勅使河原さんにとって「ここが大変だった」「ここが踏ん張りどころだった」ということはどんなところでしたか?
自分はファッションが大好きでコーディネートを考えるのが好きなのですが、自分自身のコーディネートに対する熱量と同じ熱量でお客様に接することができるのでしょうか?
このようなご質問をいただきましたので、今回のテーマはこちらの2つの質問にお答えしていく内容でお届けしたいと思います。
パーソナルスタイリスト、踏ん張りどころとなった2つの瞬間
今振り返ると、私にとっての踏ん張りどころだった瞬間が2つあったな…と思っています。
その1:パーソナルスタイリストの勉強を始めようと決意した時
まず1つ目は、パーソナルスタイリストという仕事に向けて勉強を始めようと決意した時です。
これは2013年の初め頃で、ちょうどその時、転職のタイミングとも重なっていました。
私はその頃なぜだかよくわからないのですが「もう転職はこれで最後にしよう」と思っていて、その会社はとても行きたかった場所でしたが、スタイリストの勉強もしたいという思いが強く、どちらも諦めたくありませんでした。
結果的に、転職と勉強をゼロから同時に始め、どちらも全力で取り組むことにしました。
そのため、土日は休む暇もなく、スタイリストの勉強と新しい職場での仕事をこなしていました。
転職した会社では、ゼロから仕事を覚える必要があり、周りから手取り足取り教えてもらう感じではなく、自分で周囲を見ながら進めていかなければならなかったので、とても大変でした。
でも
自分で【やる】と決めた以上、やり遂げなければならない
という強い決意で、最初の3ヶ月間は休みなく働いていましたね。
さらに、その時期は結婚のタイミングとも重なっていたので、環境の変化がすべて同時に起こった新しいスタートでした。
そんな状況でも、3ヶ月間頑張り抜いたことで、「やり遂げた!」という自信がつきました。
その2:スタイリストの仕事を本格的に始めると決めた時
2つ目は、スタイリストの仕事を本格的に始めると決めた時です。
私にはパーソナルスタイリストの勉強を終えても、どのようにお客様とどうやって出会えばいいのか分からず、実際の活動はあまり進められなかった時期がありました。
会社の仕事が忙しいことや集客の仕方が分からないことを言い訳にして、スタイリストとしての活動を諦めかけたのも事実です。
しかし、やはり「諦めたくない」という気持ちが強くなり、2016年に本格的に活動をスタートすることを決意しました!
その時、私は平日通常の会社勤めをしながら(朝7時半出勤~残業もあり遅いときは22~23時になることも!)、帰宅後の夜や週末にパーソナルスタイリストとしての活動を行うという生活を送っていました。
具体的には、週に3回ブログを発信し、メルマガも週に2回(水曜か木曜、そして日曜)必ず配信すると決め、それを何があっても(風邪をひいても出張や飲み会があっても)続けました。
このルールを自分のなかで徹底したことで、最終的には2〜3年間このような生活を続けることができました。
今思えば、当時はとてもキツいスケジュールでしたが、ここを踏ん張って「やり遂げた」という経験が自信につながっています。
今では、発信しない期間が続くと何か気持ち悪くなってきますし、思い通りにいかない困難な時期でも「この時期を乗り越えたから大丈夫!」という自信が持てるようになりました。
このような経験を通じて、私は継続する力が自分の大きな武器になったと感じています。
ここまでが踏ん張りどころのお話でした。
ファッションコーデ提案、自分とお客様で同じ熱量で接することはできるのか
もう一つ質問が届いていますのでご紹介しましょう!
自分はファッションが大好きでコーディネートを考えるのが好きなのですが、自分自身のコーディネートに対する熱量と同じ熱量でお客様に接することができるのでしょうか?
このような質問です。
この質問は実際とても多くいただいておりまして、私自身も初期にずっと抱えていた悩みでもあります。
私がこの点をどうやって解決したかというと、それは「積み重ね」しかないと思っています。
活動していく中で徐々にその違いを理解し、どちらも同じくらい楽しいと感じるようになりました。
でも「自分」と「お客様」では【楽しさの質】がちょっと違うんですよね。
私も当初は
「同じ熱量でやらないといけない」
「同じ質でやらないといけない」
と勝手に思い込んでいたことに気づきました。
自分のコーディネートを楽しむことは、ある意味責任やプレッシャーは少ないのではないでしょうか?
しかしお客様のスタイリングでは、自分の好きなようにコーディネートすること以上に、相手のニーズを掘り下げて「お客様がどうなりたいか」を常に意識しながら提案することが大切になってきます。
自分のときはストレートに考えられていたことも、お客様を相手にするときはワンクッション置いて、コミュニケーションを取り「この方はどんな人なんだろう?」と掘り下げていく部分が自分のスタイリングとは違う点ですが、両方ともやりがいがありますし「楽しい!」と感じていますね。
パーソナルスタイリストの仕事を多くの人に知ってほしい!
最初は「【好き】を仕事にしたい」と思って始めたスタイリストの仕事ですが、現在、私は
《楽しさ・やりがい・責任》
を感じています。
さらに今は、
「この仕事の魅力を多くの人に知ってもらいたい」
「この活動をもっとたくさんの人に知っていただきたい」
という気持ちが芽生えてきています。
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