パーソナルスタイリストの知識はこう学んだ！「過去の回想と失敗談」をお話しします

パーソナルスタイリストの知識はこう学んだ！「過去の回想と失敗談」をお話しします

今回のテーマは「私自身がスタイリストとして活動をするために、どのように学んでいったか」についてです。

どのように学んでいったかについては、私はいくらでもお話できるのですが、
一つ、ぜひ注意していただきたいのが、
私自身「正しいやり方をしていなかった」という点です。

ですから、今回は「何が正しくなかったのか」と、
他の方の事例なども含めて「本来はこういうふうに考えていくといいんだよ」といったお話を

していけたらな・・・と思っております。

そのあたりも意識して読んでくださいね！

私の失敗談

まずは私の場合、「スタイリストという仕事をしたい」と、「働き方を変えたい」という
2つのことがあったので、「何かを学ぶこと」を最終目的にするより、
手段として「こういうお仕事をしたいので、これを学びます」という意識で始めました。

では、「何を学ぶか」というと、
最初に私は「スタイリストとしての知識を得る必要があるかな？」
と思ったので、そこから始めてみることにしました。

インターネットで情報を入手はしていましたが、
いまいち自分の中でピンと来なかったので、
実際にスタイリストの仕事をされている方がスクールを開いていたので、
そこに入って、同期14名で2ヶ月間学びました。

そこでは「スタイリストはこういうふうに仕事をしていくんだよ」ということについて学びました。

私は2ヶ月後にスクールを卒業したら、すぐにスタイリストとして誰かに実践をしていると思っていました。

でも蓋を開けてみると・・・

実践をする相手がいないことに気付きました。

その後よく同期で集まって、今後はどうしていくかについてお話をしていたのですが、
みんな同じなんですよね。

同じステージで学んできた人たちは同志なので、
やったことない者同志が集まってどういう話になるかというと、

やったことがない＝できない

と思ってしまうため

「どうせこんな仕事できないよね」

「これを仕事にするのは無理だよね」

となっていって、集まりがだんだんなくなっていってしまいました。

そうしていくと自分の中でスタイリストという活動が、
生活の中で占める割合が少なくなっていって、
何をしたらいいかわからなくなってしまいました。

その結果3年間何もしない状況が続いてしまったのです。

アウトプットしていた人は先へ進んでいた！

その一方で私が以前所属していた会社で、同い年の人が1人いたんですが、
その方は会社にいる途中で、その人自身がやりたいことがあって、
学び独立することになりました。

その人が学んでいたのはファッションとは別の分野でしたが、
独立をするとなったとき、周りの人から、
「独立したらこの仕事をお願いしたい」と言ってもらえる状態で辞めていかれました。

その人と私、何が決定的に違ったのかを考えてみると、

私自身はアウトプットをしていませんでした。

でも、もう1人の方はアウトプットをしていました。

アウトプットというと、「サービスを実践する＝アウトプット」と
思われる方もいるかもしれませんが、
そうではなく、

「自分がこれまでこういう活動をしてきた」

「こういうことを学んできた」

だから、

「この学んできたことをやりたい」

「こんなことができます」

「○○ごろ独立したい」

・・・ということを、その人は色々な席で言っていたんですよね。

その方はそうやって繋がりを作っていって、興味を持ってくださる方を1人でも多く集めて、
次のステップに行きました。

だけど一方で私はインプットだけをして、アウトプットを全くせず、

「いつか誰かが見つけてくれるだろう」

「誰かのためになる仕事をしているんだから、誰か知ってくれる人が来ないかな」

・・・というふうに待っていただけでした。

その後だんだん焦ってきて、「なんで私のこと知ってくれないの？」となり、
SNSを始めるのですが、
結局誰に対して伝えたいかという部分を全く考えてなかったので、
誰の心にも刺さってなかったんです。

いわゆる「待ちの状態」だったんですね。

白馬の王子様を待っているような、そんな感じでした。

パーソナルスタイリストとして責任＆覚悟を持つことが大事！

そこにようやく気づいた私が、実際にどうやってお客様と出会えばいいのかについて考えました。

例えば自分からアウトプットしにいったり、
ブログやインスタでどのように発信をしていくのか、
サービスを作っていくか、
いわゆるマーケティングやライティングの面もブラッシュアップをしたりしていきました。

ただし、その中でありがたいことに
「こういうことをしたらいい、ああいうことをしたらいい」ということを自分より先に実践していて、
うまくいっている方からいろいろアドバイスいただくこともあったのですが、
いただいたアドバイスの中で私はやりたくないことはやらなかったんですよね。

その方には「本当にあなたは覚悟を持ってやろうとしているの？」と言われました。

「目の前のお客様に対して自分自身が最大限できることで、

『変えていこう』という責任と覚悟を持ってやっている？」

って言われたんですね。

そのときに実際私は「やっていないな」と思ったんです。

なぜなら

これはやったことがないし、できるかどうかわからないし・・・。

だから覚悟なんて持てないし責任なんて持てない。

だけど、やりたい！

・・・というような、非常に甘い考え方で自分の中でも矛盾をしていました。

それを正直にその方に言ったんですね。

そうしたら、

『できる、できない』というのは関係なく、

『どうすればできるんだろう？』という気持ちで

『お客様を変えたい』『相手を良くしたい』ということを大切にして、

まず精一杯やることが大事！

目の前の人のことを見てやっていくことが大事なんだよ！

と言われました。

さらに、

全部自分に対して矢印を向けて

『失敗したらどうしよう』

『うまくいかなかったらどうしよう』

『だから責任持てない』

と思っていたら一生できないよ！

と言われたんですよね。

そこでようやく覚悟を決めて、

「自分が決めたことは、どうやったらできるんだろう？」

という考え方に変えて、失敗したら失敗したで謝ってチャンスをもらえるようにすればいいことだし、

「どうやったらうまくいくようになるんだろう？」

という考え方で、インプットもアウトプットもすべて始めていくことにしました。

まとめ：ファッションの仕事は怖がって何もやらないことの方が失敗

ちょっと長くなってしまいましたが、何を言いたいかとまとめてみましょう！

「待っているだけではお仕事はもらえないよ」

「やったことないからできないというのは、
ただの言い訳になってしまうので、私のようになってしまうよ」

ということです。

あと本当に「やりたい！」という気持ちがあるのかどうかです。

困難なことって必ずあると思うんですが、
そこを乗り超えたときにやりがいを感じられそうなのか、
少しでも興味があるならそこに飛び込んでいく勇気を持つことがとても大事だと思います。

あとは、インプットだけではなくて、アウトプットがセットになってくるということです。

アウトプットする相手が周りにいないのであれば、

言える環境を自分で作っていくしかないので、

自分で主体的に動いていきましょう。

ただそれは全部1人でやる必要はなく、主体的に動いていれば、
相談に答えてくれる人・助けてくれる人がでてくるはず。

ただ何も動かずにアドバイスばかり求めてくる人に対しては、
最終的にはみんな逃げていってしまいます。

私もそういう経験たくさんあるので、そこは意識をしながらやっていきましょう。

私が身に染みて感じているのは「何もやらない方が失敗なんだな」ということです。

私は3年以上も棒に振りました。

しかも「失敗したらどうしよう」というのは、
別に死ぬわけではないんですよね。

なので、いかようにでもなるし、
実は失敗したことっていいネタになるし、
成長の糧になるので、

私はもう「失敗したもん勝ちだな」くらいに思っています。

ちょっと今回はとりとめのない内容になったかもしれませんが・・・。

どのように学んでいったのか、
どういうことをしたらいいのか、
こういうことをすると、ちょっと時間かかってしまうよ

・・・というお話をさせていただきました。

私を反面教師にして、参考にしていただけたら嬉しいです。